フォトウェディングと結婚式の違いとは？双方の特徴を知ろう！

近年は、フォトウェディングという写真だけの結婚式が人気となっています。フォトウェディングと結婚式にはそれぞれ魅力があります。この記事では、フォトウェディングと結婚式のそれぞれの特徴と違いについてご紹介します。それぞれの特徴を把握して、フォトウェディングや結婚式を行う際の参考にしてください。

フォトウェディングの特徴。前撮りとの違いは？

フォトウェディングと似たものに結婚式の前撮りがあります。記念撮影という点では同じですが、全く異なるものです。そもそもフォトウェディングとは何か、フォトウェディングと前撮りの違いについてご紹介します。

フォトウェディングとは

フォトウェディングとは、結婚の記念として写真撮影をする「写真だけの結婚式」のことです。基本的には結婚式や披露宴はせずに、結婚式の衣装を着て写真撮影だけを行います。フォトウェディングのプランの中には写真撮影だけでなく、ゲストも参列して挙式も行えるプランや両親など身近な人のみを招待して撮影後に会食もできるプランもあります。

フォトウェディングのメリット

フォトウェディングのメリットには、このようなものがあります。

・結婚式と比較して費用が抑えられる
・結婚式の衣装を着られる
・再婚や授かり婚で結婚式が挙げるのが難しい場合でも撮影できる
・準備がほぼなく、予約が取れればすぐに撮影できる
・好きな場所で自由度が高い写真が撮影できる

フォトウェディングは結婚式に比べて費用が安いです。また、再婚で結婚式を挙げるのに気が引けてしまう方や授かり婚で花嫁の身体への負担を考えると結婚式が挙げられない方でも結婚の記念として写真が残せます。そのため、フォトウェディングは費用や手間をかけずに結婚の記念に何かしたい方におすすめです。

前撮りとは

前撮りとは、結婚式より前の別の日に結婚式の衣装を着て写真撮影を行うことです。結婚式当日に記念撮影する場合もありますが、挙式と披露宴の前後や合間はゆっくり撮影することは難しいです。前撮りを行うことで、時間をかけてゆっくりと写真撮影ができ、リラックスした雰囲気の写真を残せます。また、結婚式当日とは異なる衣装を着て撮影できることも魅力の一つです。

フォトウェディングと前撮りの違い

フォトウェディングと前撮りは、基本的なプランの内容も撮影にかかる費用もほぼ同じです。違いとしては、結婚式を挙げる予定があるかどうかです。フォトウェディングは結婚式の代わりとして写真撮影を行い、前撮りは結婚式当日とは異なる衣装での写真撮影や式場以外の場所での写真撮影などを目的に行います。

結婚式の特徴

近年では、様々な結婚式のスタイルがあります。そこで、そもそも結婚式とは何か、結婚式を挙げるメリットについてご紹介します。

結婚式とは

結婚式とは、結婚を誓う儀式のことをいいます。また、挙式後にゲストを招待して行う食事会のことを「結婚披露宴」といいます。しかし、現在では「挙式」と「結婚披露宴」を合わせて「結婚式」と認識している人が多いです。

結婚式のメリット

結婚式のメリットには、このようなものがあります。

・新しい人生への節目を付けられる
・縁のある方々に二人が結婚したことをお披露目できる
・両親や親戚、友人などに感謝の気持ちを伝えられる
・育ててくれた両親に晴れ姿を見せられる
・新郎新婦の家と家族の結びつきを強くし、絆を深められる

結婚式は周囲の方々に感謝を伝えられる貴重な機会です。また、費用や手間はかかりますが、二人で話し合って結婚式の準備をしていくことでお互いへの理解が深まるというメリットもあります。結婚を機にお世話になった方々に感謝を伝えたいという方は、結婚式がおすすめです。

フォトウェディングと結婚式の違い

フォトウェディングと結婚式のどちらにするか決める際に、どのような違いがあるのかを理解しておくことが大切です。

そこで、フォトウェディングと結婚式の違いについてご紹介します。お二人でどのように結婚の思い出を残していきたいか話し合う際の参考にしてください。

フォトウェディングと結婚式の位置づけの違い

結婚式は、結婚の証人となる司祭や参列者の前で結婚の誓いを立てて、夫婦として認めてもらう公的な儀式とされています。

一方、フォトウェディングの場合、基本的には結婚の証人となる司祭や参列者がおらずお二人だけで行うため、私的な結婚イベントとされています。

フォトウェディングと結婚式の費用の違い

ゲストを招待して披露宴を行う結婚式の平均的な費用は292万円です。結婚式の費用は披露宴の飲食代が含まれているため、招待するゲストの人数に比例して金額は変わってきます。

一方、フォトウェディングの平均的な費用は、フォトスタジオ内で撮影するスタジオ撮影の場合17万8,000円、公園などの屋外で撮影するロケーション撮影の場合18万1,000円です。フォトウェディングは結婚式に比べて費用が安く、結婚式の費用を新婚生活の資金や貯金などにあてられます。

フォトウェディングと結婚式の準備期間の違い

結婚式の平均的な準備期間は6～8か月必要です。結婚式の場合、式場と何度も打ち合わせを行ったり、誰を招待するのかを決めたりと準備することが多いため、準備期間が長くなってしまいます。

一方、フォトウェディングの平均的な準備期間は2～3か月です。また、希望の日にスタジオやカメラマンの空きがあれば、すぐに撮影できます。打ち合わせも通常1～2回程度で、リゾート地のフォトウェディングは事前の打ち合わせなしでの撮影も可能です。フォトウェディングは結婚式に比べて準備することが少ないため、負担が軽減できます。

フォトウェディングと結婚式の祝福ムードの感じ方の違い

結婚式では、たくさんのゲストからお祝いしてもらえるため、「結婚した」という実感が得られやすく、祝福ムードを感じやすいです。

一方、フォトウェディングはお二人だけか両親のみで行う場合が一般的なので、結婚式をした場合に比べて結婚した実感が得られにくく、祝福ムードを感じにくいです。結婚式は準備や手間がかかりますが、結婚式をすることで祝福ムードを感じられ、結婚した実感がより得られるでしょう。

まとめ

この記事では、フォトウェディングと結婚式の特徴と違いについてご紹介しました。それぞれの特徴やメリットを理解して、お二人の理想のフォトウェディングや結婚式を計画してください。

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